私たちには、音楽の指導者として心がけていることがあります。
押し付けるのではなく、個性を伸ばす。音楽を一生の友人にし、心を磨く。
そのために、いつも生徒一人ひとりと真摯に向き合っています。
私たちは、演奏につまづいても、うまく弾けなくても、咎めたり叱ったりすることはありません。
大切なのは上手に演奏することではなく、心から音楽を楽しむことだと考えているからです。
うまく演奏できなくても叱りませんが、だからといってできないことを放っておくわけではありません。
私たちの強みの一つに、生徒の「分からない」が「分かる」ということがあります。
それは、私たちも「弾けない」「難しい」という困難に直面し、悩んできたからです。
だから生徒と同じ目線でどうしたらその壁を乗り越えられるか考え、共に取り組みます。
また、演奏のスタイルを強要することもありません。生徒がどんな演奏をしたいか、どんな技術を習得したいか、どんな曲を弾きたいか、希望にきちんと耳を傾け、向き合います。
本来音楽は楽しいもののはずなのに、指導となるときつく叱ったり、支配することで技術を習得させようとする先生がいるのも現実です。
私たちは支配するのではなく、信頼できる先生を目指しています。一緒に楽しんだり悩んだり、夢や理想を語り合ったり…。
心を打つ音楽は、技術だけでは生まれません。
信頼関係から生まれる心の成長は、人生にとっても音楽を演奏するうえでも大切だと考えています。
コンクール出場は強制しませんが、観客の前で演奏したり、自身のスキルを客観的に評価してもらう場として良い機会だと捉えています。
もちろん、コンクールのために上手になりたいと思うのも自然なことだと思います。頑張ってきた結果にいい評価がつけば、やはり大きな自信になります。コンクールで上位を目指す生徒には、一人ひとりに合った指導で目標達成をお手伝いします。
親子共々先生を信頼していますし、大好きなので自信を持っておすすめさせていただきます。
井上先生に習うことになった決め手は、優しいお人柄と、丁寧で分かりやすい指導です。
アンサンブルは一つの曲を仕上げる段階で自分の役割に責任を持ち、仲間と一緒に成長できました。みんなでステージに立てた事は喜びと自信に繋がりました。私自身も親として知らない世界ばかりですが貴重な経験をさせて頂いています。一人の人格を育てる子育ての大切さも教えて頂いてる様な気がします。