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2026年1月31日
ひばりだより vol.38 「映画の楽しみ」

音楽や本の他に映画も好きなので、年末年始の頃は1年間に観た映画のベスト3を考えます。
それに加えて、今まで観た全ての中で好きな作品を思い起こしてみると、昔からあまり変わらないことに気がつきました。
そして、特に好きな映画は、比較的小さい頃や学生の頃に観たものが多いようです。
 
音楽や映画、本などのお気に入りの作品は人それぞれありますが、
子どもの頃や若い頃に触れた作品は、特に深く心に残っているのではないでしょうか。
 
初めて観た映画、初めて興味を持って読んだ本、初めて買ったCDやレコードは、その時の想い出と共に特別に感じます。
例えば、まだ3本しか映画を観たことがないうちの1つと、300本も観た映画のうちの1つとでは感じ方が違うのかもしれません。
 
かと思えば、今までの好きな映画を飛び越える作品にふと出会うこともあります。
自分が観たものは氷山の一角で、まだまだ知らない多くの作品、これから生まれてくる素敵な作品が沢山あります。
 
今年に入ってから、映画館で再上映中のデヴィッド・リンチ監督による『ストレイト・ストーリー』を観ることができました。
実話に基づく、のどかな田舎町を舞台にしたシンプルなストーリーで、今でも充分に楽しめましたが、さらに年を重ねた頃にもう一度観てみたいと思わせる作品でした。
 
反対に、10代の頃に観たかったなと感じた作品も今までにありました。
その作品は、主人公たちが12歳の設定だったので、同じ歳の頃に観ていたら、もっと別の視点を感じられたかもしれないなと思ったからです。
宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』を、私は主人公と同じ10歳のときに観たので、より深く映画の世界に入り込めた気がしています。
 
同じ作品でも観る年齢によって捉え方が変わったり、色々な味わい方ができるのでしょう。
今年はどんな映画に出会えるのか、とても楽しみです。

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