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2024年8月10日
ひばりだよりvol.20 「合宿の思い出」

先日、芦屋の山中で教室の「Hibari Music Summer Camp 2024(以下、合宿と表記)」が開催されました。
今回の合宿は、歩いて滝まで行ける自然豊かな場所で遊び、作曲者や楽曲についてクイズ形式で学び、その楽曲を実際にみんなで弾くという楽しい内容でした。
初めて参加した人、学年や楽器の垣根も関係なく、子どもたちが思いっきり遊ぶ姿がとても印象的でした。
 
私も小さい頃、通っていた音楽教室の林間での合宿に何度も参加したことがありました。みんなと合奏し、走り回り川で遊んで楽しかったことを思い出しました。
合宿に参加してくれたみんなが楽しめるように、先生たちがミーティングを重ねた企画で実際に喜ぶ姿を見ると、ほんとうに良かったと思えます。
 
そんな中、偶然にふと起こる出来事、思わぬ展開があることが合宿の醍醐味でもあるように感じました。
 
お昼ごはんのカレーの味より、友だちが何杯もおかわりしていたことのほうが印象的だったかもしれません。
みんなで夕暮れに花火をしている道端で見つけたトカゲが記憶に残ったかもしれません。
友だちと泊まる楽しさを知る子ども、
朝の合奏練習を子どもたちだけで始めている姿を見て感動する先生、
いつの間にか始まっている鬼ごっこやかくれんぼ。
どんなに準備をしていても、その時に起こることは予想がつかず、だからこそ面白い瞬間を垣間見ることができました。
きっと参加した人の数だけ、それぞれの思い出があるのでしょう。
 
1泊2日という短い時間でしたが、最後に成果発表として合奏をしている姿は、とても生き生きとしていました。
 
一緒にごはんを食べ、一緒に走り回り共有した時間が、皆の音楽をより豊かに作り上げているように思えました。
 

 
 
 
 

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