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2024年10月20日
ひばりだよりVol.23「彗星の近づくころ」

10月は「紫金山・アトラス彗星」が地球から観測できるほど接近しているそうです。
私は残念ながら撮影できた写真を見せてもらえただけで、実際に見ることはできませんでしたが、世間は彗星の話題で賑わっています。
 
小さい頃、ヘール・ボップ彗星を家族で観測したことを思い出します。
夜になってから出かけることが、なにか冒険みたいでワクワクしました。
空がよく見える場所まで行って、彗星を見上げた夜は今でも大切な思い出です。
 
普段から月や星を眺めることが好きな人は沢山いますが、毎日の中で気づけば「しばらくゆっくり空を見ていないな」なんていうこともあるでしょう。
そんな時に、話題の彗星は空を見るきっかけにぴったりです。
 
写真は、先月の「ハーヴェストムーン」と呼ばれる満月です。浜辺にいると、大きな月が昇ってくる瞬間に出会えました。
前日は中秋の名月で、その日のオンラインレッスンでは、生徒さん達とそれぞれの家から窓を覗いて月が見えるね、と話し合うお月見ができました。
 
今回接近した「紫金山・アトラス彗星」が次にやってくるのは8万年後だそうです。壮大な時間を間近に感じると、この住み慣れた地球も宇宙のなかのひとつの天体で、その中で生きていることの不思議さと感動が押し寄せます。
 
この秋は、10月末頃また別の彗星が見られるかもしれないので、空を見上げる時間が長くなりそうです。 

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