夏の六甲山にて、音楽教室講師の第二回大人の修学旅行が行われました。
泊まりがけで過ごすことで、普段思っていることや考え方を共有することができました。
宿泊施設リネストは、木の香りがするコテージで、二匹の羊が住んでいる六甲山ならではの場所。
テラスでのバーベキューは、夕暮れの美しい景色と山の空気もあわせてひときわ美味しく味わいました。
次の日は、六甲山牧場での散策もあり、先生たちもすっかり羊の声マネが上手くなってしまいました。
お昼には六甲サイレンスリゾートへ。
かつて六甲山ホテルだった古い建物を受け継ぎながら、新しい風が吹き抜ける気持ちの良い場所です。
桃とウニの冷製パスタ、スモークを閉じ込めた特製ジュースなど、季節の美味しいお料理を食べながらゆっくり過ごしました。
この2日間でたくさんの話をしましたが、それは、音楽教室としての方針を決めて枠に入っていく作業ではなく、講師それぞれがお互いの個性を認め合う時間となり、
それこそがひばり音楽教室らしさのように感じました。
生活する中でのさまざまなことは、すべて繋がっていて切り離すことができないことと同じように、
楽器を弾いて、音楽を学ぶ時間と同じだけ、
美味しいごはんを食べること、美しい景色を眺めることも音楽をする上での大切な時間です。
食べること、眠ること、考えること、話をすること、
全てが糧となって、良い音楽ができたり、人に何かを伝えることができるのです。
今回の修学旅行は、あらためてそう思わせてくれる時間でした。