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2023年6月28日
ひばりだよりvol.4 「季刊誌『ひばり通信』発行スタート」

先日夕食を食べた後、息子と近くの川に蛍を見に行って来ました。

都会ではなかなか見る機会のない蛍ですが、私の住んでいる場所ではまだ蛍を見ることができます。それでも、数は昔に比べて随分少なくなりました。私が幼い頃には、家の近くの田んぼに普通に飛んでいたのですが、最近では農薬を使うので田んぼには蛍はいなくなってしまいました。

 

そういえば、蛍といえば有名な「蛍の光」という唱歌がありますね。

「蛍の光 窓の雪・・・」で始まるこの歌。よく歌詞を見てみると蛍なのに雪?と疑問に思ってしまいます。これは「螢雪の功」という中国の故事が由来だと知っていましたか?

車胤という人は、貧乏で灯す油が買えなかったために蛍の光で勉強していた。また孫康という人は、夜には窓の外に積もった雪に反射する月の光で勉強していた。この2人の学問に励む姿勢を称えることを「螢雪の功」と言うのですね。

かなり有名な話ですが、恥ずかしながら私は学生の頃には全く知らず、かつ何ら疑問も抱かずに歌っていました。

「疑問」て大事ですよね。

最近は何につけても「そういうもんだ」と思ってしまって、疑問というものを持たない人が増えているといいます。
かくいう私もその中の1人のようです。情報が氾濫しすぎていて、「そういうもんだ」と思ってさらっと処理しとかないと、多すぎる情報に対応できないから、そういう癖がついていくのかもしれません。

「疑問」を追求することで広がっていく世界もあると思うので、日常のちょっとした疑問を大切にしたいなと思います。

 

さて、先日から教室で配布されている、「ひばり通信」についてお知らせ致します。

こちらはひばり音楽教室で開催されたイベント等を新聞形式で紹介する季刊誌(紙媒体)です。初回ということで、今回は昨年一年間の総集編となっています。

とても素敵な仕上がりになっています。今後は定期的に発行していきますのでどうぞお楽しみに。

コラム欄には、今回私がブログ「ひばりだより」の紹介を書かせて頂きましたが、次回からは講師が交代で執筆していく予定です。

各教室に置いてありますので、まだご覧になっていない会員様はぜひお持ち帰りくださいね。

 

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