教室の演奏部門責任者でビアノ講師北村明日人先生のファーストCDアルバム「Selig」
2022年度のピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ(併せて聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞)を受賞し、独特の感性で人気の北村明日人さんの待望のファーストCDアルバム「Selig」です。
1.ベートーヴェン:ピアノソナタ第5番 ハ短調 作品10-1
1.Allegro Molto e con brio
2.Adagio molto
3.Finale,Prestissimo
2.ベートーヴェン:ピアノソナタ第6番 ヘ長調 作品10-2
1. Allegro
2. Allegretto
3.Presto
3.ブラームス:6つの小品 作品118
1.Intermezzo
2.Intermezzo
3.Ballade
4.Intermezzo
5.Romanze
6.Intermezzo
4.ひばり (北村明日人作曲:ひばり音楽教室のテーマ曲)
演奏:北村明日人Pf.
井上佳那子Vn.
井木恵Vla.
大熊勇希Vc.
ひばり音楽教室の生徒有志
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北村明日人
「この度、アルバム『Selig』を発売していただくことになりました。敬愛するベートーヴェンとブラームスの作品で初めてのアルバムを飾ることができ嬉しく思います。私は、音楽は『結果』だと思っています。作曲家たちにとって楽譜を書かずにはいられないほどの心が動かされる出来事があり、その気持ちが音として記録された結果、今演奏されているような素晴らしい音楽になったと感じています。そして演奏者としての使命は、そのような作曲家の心情を楽譜の中から開放し、今この瞬間に色づかせることだと考えています。タイトルの『Selig』はドイツ語で「幸いである」という意味であり、ブラームスの名曲『ドイツ・レクイエム』の中で最も重要なことばでもあります。このアルバムを通して、お聴きくださる方の心に少しでも作曲家の心を感じていただけたら幸いです。」
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ジャケットを担当されたのは岩手県出身で東北風景紹介作家として名を馳せる水彩画家、イラストレーターの古山拓氏です。
「ビジュアルは、明日人さんの演奏を聞いて、私の頭の中にイメージされた抽象画です。表紙はベートーベンの曲から生まれてきたイメージ。背表紙はブラームスの曲から喚起されたイメージです。ともに、和紙(荒い繊維が漉き込まれた和紙)にアクリルでの表現です。漉き込まれた繊維の不規則さが、さまざまなイメージを喚起させます。それゆえ、和紙を採用しました。」
「Selig」は、彼がこれまで培ってきた表現力と感性が凝縮された一枚です。このアルバムには彼自身が作曲し、真摯な思いが音楽として形になった「ひばり」も収録されており、北村明日人さんのファンだけでなく、音楽好きな全ての方におすすめです。彼の魅力に触れることで、毎日の生活がより豊かなものになるでしょう。