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2022年6月13日
講師自己紹介 大熊勇希(チェロ講師)

6月のブログ担当することになりました、チェロ講師の大熊勇希です。

紫陽花が街を彩る季節になってきましたね。
夙川教室の付近の公園でも花開き始めております。

ぼくがひばり音楽教室で教え始めて早3年目となりました。
講師1年目の時は新型コロナウイルス感染症が流行し始めた時で、
レッスンや演奏活動などもままならない状況でした。
なんとかオンラインレッスンやリモートワークなど、
ネットを活用することで繋ぎとめておりました。
はじめは滅入ることが多かったですが、
対面レッスンの大切さや生演奏の有り難さを深く感じ、
緩んだ帯を締め直し気を引き締めるきっかけになったと思います。
最近ではもう対面でのレッスンや生の演奏会が戻っており、
より一層感謝の気持ちで臨んでおります。

今年から本教室では積極的に弦楽アンサンブルにも力を入れてきております。
弦楽器はやはりアンサンブルできるのが良いところだと思います。
またアンサンブルの練習では生徒さん同士で刺激し合えるので、
回数を重ねるごとに一人一人が上手くなっていっているのが嬉しいです。
ぼくが習ってた教室も弦楽団があり、先輩方から沢山のことを学びました。
その時間は今ではかけがえのない宝物です。
本教室の合奏団もレパートリーが増え、
たくさんの場所で披露できる日が待ち遠しいです。

近年ではチェロの認知度も上がり、
道で「チェロだ!」と声かけられるようになりました。
(たまにコントラバスと言われますが笑)
ぼくが10歳でチェロを習い始めた時には、
チェロという楽器そのものをちゃんと知らず、
「チェロが弾けたらバイオリンも弾けるようになるのかなぁ」
とか考えておりました。
そんなバイオリンに目を向けてたぼくでしたが、
当時の先生が、
『チェロは王様の楽器だから座って弾くんだよ』と言われた時に、
目から鱗で、純粋(いや単純)だったぼくはすぐにチェロの虜になりました。
チェロは老若男女誰でも習いやすく親しみやすい楽器だと思います。
現に4歳から習ってる子や、70歳で習い始めた方まで幅広くおられます。
そして、チェロを弾いてる方はみな穏やかな方が多い印象です。
落ち着いた時間を作りたい方、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?

なにはともあれ、一日でも早くコロナが落ち着き、
一人一人の顔を見ながらレッスン、演奏ができる日がくることを願っております。

今年の夏も耐え難い猛暑になるかと思いますが、
皆様健やかにお過ごしくださいませ。

大熊勇希

 

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