春の花咲く時期から、植物が青々と成長する季節になりました。
2024年のブログでは、庭の草木について書きました。
その時は引っ越したばかりで、冬から春にかけて勢いよく生い茂る草木の美しい様子に圧倒されたことを書いた覚えがあります。
小さな庭のある家に引っ越してから、3回目の春が過ぎました。
今は自然と人間との関わりについて考えるようになりました。
庭の手入れをするようになって、それは自然とはまた別の、人間によって制御された空間であることに気づかされました。
夏になるまで自然のままにしていると、あっという間に草が伸びて足の踏み場もなくなります。
それぞれの草ひとつひとつにも種類があるのに、人間が厄介に思っているだけで「雑草」とひとくくりに言ってしまいます。
防草シートを敷くとしたら、夏に出てくるはずの地中のセミはどうなるのか?など気になってしまいます。
夏は蚊が多くて、庭に出て楽しめる時期は限られています。
以前、商業施設にある美しい庭園を訪れた時、夏でも蚊や虫が気になりませんでした。おそらく虫除け対策がされていたのだと気がつきました。
秋はハクモクレンの大きな枯れ葉が落ちて、毎日いくら集めても落ち葉掃きが終わらない気がします。
紅葉の時期の京都は、紅葉に気を取られてしまっていましたが、人の通る道は歩きやすく落ち葉が掃除されていることを思い出しました。
庭は、人間にとって都合の良いようにすればするほど、自然というものから離れていくのかもしれません。
人の手が加わるとそれは自然ではありません。だからこそ、人は自然に憧れるのでしょう。
自然な庭というものは難しいですが、それでも植物や生きものに触れる時間を、この地球に住んでいることを考える良い機会として大切に過ごしたいと思います。

