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2025年9月29日
ひばりだより vol.34「夏の思い出」

先日、ある小さな島を訪れました。
大きな島から、さらに小さな船でしか行くことができない、お店も民家もない特別な島です。
そこは小学生の頃、夏のキャンプでお世話になった思い出の場所です。
その頃の記憶は、木の年輪でいうと中心の部分。後の人生や考え方にも大きく影響しているように思います。
 
そこでは、様々なキャンプが行われていましたが、私が参加したのはリーダーたちが女性、参加者も女の子だけのキャンプでした。
テントで寝泊まりをして、ごはんは火を焚くための薪集めから始まります。
食堂ではなく堤防でごはんを食べます。
海で泳いで、夜にはキラキラ光る夜光虫を見に行きます。リーダーがウクレレを弾いて、それに合わせて一緒に歌をうたいます。
 
みんな裸足でも平気になって、日焼けをした顔と潮風でボサボサになった髪で過ごしたこと、あえて手間のかかることを体験させてくれたことは、今になって思い返すと、ますます素晴らしいものだったことに気付かされます。
 
私も体験する側から、子どもたちへ素敵な体験をしてもらいたいと思う側になりました。
先月行われたひばり音楽教室の合宿をそんな気持ちで参加できたのは、島のリーダーたちに今の自分を重ねていたのかもしれません。
 
この島にお世話になった子どもたちはみんな大人になってからも、島から遠く離れていても、心のなかに穏やかな自然の景色と共に思い出が残り続けているでしょう。
 

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